【ガルガンチュワ物語】

all right

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先日、カタコトの日本語で自分が描いた絵を買ってほしいというインド人が店に来ました。
大阪に住んでいて日本語の勉強をしているそうです。
観光で釧路へ来て今日着いたばかりらしい。
アルミを加工した、なかなかスバラシイ絵を持っていて値段も結構安かったのですが
自分の趣味ではなく「ゴメン、買えない」と断りました。
その後も絵の素晴らしさを説明しながら購入を勧めるのですが、
それでも断ると「ワカッタ」と言って急いで荷物をまとめ足早に店を出て行きました。
その時僕は少しの絶望感に似た苛立を彼から感じ、ちょっと気になったので
「お茶をごちそうするから飲んでけよ」と言いました。
その時の彼の表情に僕はびっくりしたというか、何かグッとくる感情がこみ上げました。
彼は僕がお茶を勧めると、なんともせつない寂しい表情をし、うつむいたまま考えて
顔を上げて少し笑って「ありがとう、でもいい、また来るよ」と手を振って去って行きました。
あのタイミングであのせつない寂しい表情をする日本人を僕は知らないし、
うつむいた時何を考えていたのか・・・・。
ある日の出会いでした。
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by gargantua88 | 2009-07-30 20:33 | around the world